全国には開創された霊場が数多くあります。

霊場を巡ることで信仰心を高めたり、自分自身を再発見したりすることができます。

飛騨地方にもいろいろな観音像や円空仏をお祀りする寺院が点在し、平成2年に飛騨三十三観音霊場が誕生しました。

33の寺院は真言宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗と変化に富んでおり、寺院の縁起や脈々と受け継がれて来た信仰に触れることが出来ます。

更には四季折々の豊かな自然に包まれて、語り継がれて来た民話や逸話もお楽しみいただけます。

かつて円空上人の歩いたであろう道を行き、千古の昔から護られてきた温雅なる寺々を巡ることができます。

飛騨の大自然に包まれ、師から弟子へと脈々と受け継がれる観音たちの寺は観音菩薩を祀る寺として親しまれ、飛騨三十三観音霊場めぐりとして多くの方にご利用いただいております。
「巡拝したい」という気持ちを持たれましたら、まず周りの方に心の施し（やさしい言葉がけ　いたわりの言葉がけ）をして自身がおだやかになる修行をしていただきます。

巡拝中は常に観音様を念じてください。

巡拝は順番に回る必要はなく、ご都合の良いお寺から始めてください。

各寺院には霊場会推奨の納経紙（手書き墨書朱印済）がありますので納経表紙帖に綴り、外もしくは本堂内でお参りをお願いします。