第25番 永昌寺

【歴史・由来】

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場近くにあります。道の駅もあって、車での来訪客には対応しやすい場所です。 正和元(1312)年、平氏権守政盛が、父母の菩提追福のために一寺を建て、父の法号をとって栄照院と名付けたのに始まりました。ほどなく栄照庵と改められ、そのころは天台宗でした。 政盛は今の殿村江馬氏の分家で、当時の高原郷水源の村々の領主だったといいます。 開山は広岩玄英和尚といいますが、年代、宗派は不詳。北朝の康安元(1361)年に没しています。 その古寺は一時衰退していましたが、江馬氏十代旭四郎宗時が、父輝時の菩提のために再興し、国泰寺末の臨済宗寺院になりました。 高山城主金森氏の時代に高山の宗猷寺末となり、明治以降には京都妙心寺直末になって現在に至っています。 寺宝には巻本写経189巻があります。越中新川郷(富山県)の領主、五ヶ嵐小豊次が寄進したもので、小豊次は『吾妻鏡』にも見られる人物です。経種は、華厳、大集、日蔵、月蔵、摩訶般若、大般若、涅槃、疑決、珱珞などがあります。大般若文献は文永元年(1444)8月9日となっています。 また、飛騨国司姉小路家が寄進した書写折本「大般若経百一巻」があり、応永34 (1427)年7月の記述があります。 別棟になっている善光寺堂と呼ばれる建物は信州の善光寺を模した造りです。「ミニ善光寺」とも呼ばれ、戒壇めぐりができます。庫裏の守りとして、円空作の韋駄天が祀られています。

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概要

第25番 冨渓山 永昌寺(えいしょうじ) 臨済宗妙心寺派

◇本 尊 釈迦牟尼佛

◇観 音 聖観世音菩薩 馬頭観世音菩薩

◇円空仏 韋駄尊天

所在地

〒506-1427 高山市奥飛騨温泉郷田頃家386

tel. 0578(89)2076 fax.0578(89)2086

納経受所

玄関

拝観料

なし

駐車場

あり・門前に普通

乗用車9台・マイクロバス2台

アクセス

28番 桂峯寺 → 25番 永昌寺

◎距離:約11km

◎車で約12分

元旦修正会大般若/1月1~3日 初午/2月(初午の日)

春季彼岸会/3月(春分の日)

盂蘭盆会/9月1日

秋季彼岸会/9月(秋分の日)

善光寺、稲荷供養/11月不定期

成道会/12月


■ご開帳 不定期